内視鏡検査とは
世界的に見て我々日本人は 消化管(胃、腸など)の癌が非常に多い民族のようです。
近年、欧米風の特徴である高脂肪、高タンパクで、かつ低繊維成分の食事をとる機会が増えるのにしたがって癌を患う方々が益々増えてきております。
そして、消化器系癌の予防・治療に最も効果的な 医療が内視鏡(胃カメラ・大腸内視鏡)です。
内視鏡検査とは、先端に超小型CCDカメラ、またはレンズを内蔵したチューブ(内視鏡)を用いて消化管の内部を観察する検査です。口から挿入する内視鏡検査では、食道(食道鏡検査)、胃(胃鏡検査)、小腸の一部(上部消化管内視鏡検査)が観察できます。肛門から挿入する内視鏡検査では、直腸(肛門鏡検査)、大腸の下部と直腸、肛門(S状結腸鏡検査)、大腸全体と直腸、肛門(大腸内視鏡検査)が観察でき、時には治療を行うものです。医療機器や技術の発達により応用範囲も広がり、診断から治療までスムーズに行われるようになってきました。
昔は内視鏡で早期がんを発見し、外科手術で治すというスタイルが常識でした。最近は内視鏡により更に小さな早期がんが見つかるようになり、外科手術をおこなわなくて内視鏡でがんを切除してしまうことが盛んになりました。
消化管の癌の内視鏡切除は、外科手術にくらべて体に大変やさしい治療法です。
内視鏡手術は最近では、手術手技の改良や手術器機の開発に伴い、低侵襲で安全な手術として確立され、急速に普及しております。
